ザウターとベートーヴェンの関係!?
ザウター創業者のヨハン・グリムは1813年から約6年間、ウィーンにあるシュトライヒャーのピアノ工房でピアノ製作を学びました。
シュトライヒャーの妻ナネッタは、ピアノ製作史上最も重要な人物の一人であるシュタインの娘であり、父の工房を引き継ぎました。
シュタインはモーツァルトにもピアノを提供していました。
シュトライヒャー夫妻は、当時ウィーンで活躍する著名な音楽家のためにコンサートの機会を提供するなど、製作家以外の事にも積極的に取り組んでいました。
中でもベートーヴェンとは親交が深かった事が文献に残っています。
夫妻の元で修業を積んでいたヨハン・グリムは、もしかするとベートーヴェンのピアノを調律したり、
ピアノ作りのアドバイスをもらっていたかもしれません!
史料には残っていませんが、想像するだけでロマンを感じてしまいます!
ウィーンにルーツを持つザウターピアノ。
皆さんもぜひお試しください!
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